TeXworksで動かすスクリプトを書いてみた
最近,TeXworksを開いたときに出てくる
「ファイル 編集 フォーマット タイプセット スクリプト ウィンドウ ヘルプ」
のうち,「スクリプト」の役割を知りました.
自分でカスタマイズして,エディタに新たな機能を付けられる機能,みたいなもんですね.
デフォルトの機能だと,たとえば Toggle Bold では,
カーソルで選択した部分を太字にすることができます.
つまり,「abcdefg」という文字列を書いて"def"の部分だけカーソル選択して Toggle Bold を実行すると,
abc\textbf{def}g というテキストに変換されます.
ショートカットキーを設定してさらに便利に使うこともできます.
正直\textbf{}を挟む程度なら人力でやっても大した労力はかからないような…
でも,そういう細かいショートカットの積み重ねが使いやすいエディタにつながるのかもしれません.
そうなると猶更自分好みのスクリプトを生み出していく必要がありますね.
早速自作したい!ところなのですが,スクリプト作成に使える言語が
- QtScript
- Lua
ということで,どちらも使ったことがありません.
QtScript は JavaScript と構文が同じらしいですが,JavaScript も書いたことがない…
ひとまず,簡単に実装できそうで,なおかつ僕がかねてより欲していた
「文章中数式を別行立て数式(align環境)に直すショートカット」を作ったりしてみました.
JavaScript 1日目,いろいろググりながらやったので機能はさびしいながら,何とか実用には足りる出来栄えになって満足.